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経営改革3点SET
→ アクションプラン展開
1. 経営改革3点SETとは
「2Sは経営思想である」
須濱先生が「2S」の概念を『経営思想』にまで高めた。
人が変われば会社が変わる。これが『改革の3点SET』です。
① 2S(整理・整頓)
整理:要るものと要らないものを区別すること
整頓:要るものを何時でも取り出せる状態にすること
② 見える化
問題を表面化し、チーム全体で共有する
個人攻撃しない→問題を隠させない→改善が進む
③ なぜ5回
現象に惑わされずに本質を見よ
「どこが悪い(原因は?)」を追究する姿勢
2. 2S(整理・整頓)の詳細
整理とは
- 要るものと要らないものを区別すること
- 自分の価値観で判断しない→判断基準を明確に
- 「また、そのうち」の日数・内容を明確にする
- 基準を周知→理解→実践→反省のサイクル
整頓とは
- 要るものを何時でも取り出せる状態にすること
- 常に2S状態が保てる基準を作る
- 区分の基準、所/番地の見直し
- 基礎データ整理は手間だが重要
2Sの対象(全経営資源)
| 人 | カネ | モノ | データ | 材料 |
| 場所・土地 | お客さん | 技術・ノウハウ | 時間 | 工程・作業 |
経営資源をキッチリ2Sしないと…世間から2Sされる!
3. 見える化の詳細
製造業の「見える化」例
問題発生→ラインストップ→なぜ?
- 問題点をチームとして知る(共有化のため)
- 個人攻撃しない→問題を隠させない
- 問題を表面化→チーム全体で改善
- 再発防止・改善が進む
見える化の具体例
| 工程表 | 標識・看板 | タイムカード(勤務時間の見える化) |
| 信号 | ホワイトボード | EXCEL表 |
改善提案が続く会社の特徴
- ミーティングを継続して高め合っている
- 会社が全部聴いて回答している
- 改善案ではなく「問題点」を出させる
- 要求レベルを上げ、新しい課題を生み出す
4. なぜ5回(真因追及)の詳細
本質×現象
「経営者は哲学を持て」=ある事象を見て原因を遡って追究する学問
× 何が悪い…を指摘するだけ
○ どこが悪い(原因は?)を追究する姿勢
必ず社内に原因がある
本能を理解する
「本能がある」ことが前提。だから、何をするのか?
| 怠惰本能 |
サボりたい、楽して稼ぎたい |
| 成長本能 |
がんばりたい、認められたい、成長したい |
要求力の重要性
- 目標が明確でないと、誰が何をやるか分からない
- 最低限の要求をクリアすれば良いのではない
- 何をなすべきか?明確に意識する
- 相手のために、ちゃんと怒る
5. 3点SET → アクションプランへの展開フロー
6. アクションプラン作成の要点
漠然とした計画はNG!
× テーマ(がんばりましょう!)
○ 具体的作業項目:担当、期日、○(予定)or●(実績)
必須項目
| 項目 | 説明 | NG例 | OK例 |
| 誰が | 担当者を明確に指名 | みんなで | 岡田さん |
| 何を | 具体的な作業内容 | がんばる | OB顧客リスト作成 |
| いつまでに | 「至急」ではなく日付 | 至急 | 1月15日 |
| 目標 | 数値化された達成基準 | 増やす | 310件整理 |
アクションプラン項目例
| 何を | 誰が | いつまで | 目標 |
| 顧客管理の2S | 営業部 | 1月末 | OB 310件整理 |
| ダンボール削減 | 工場長 | 2ヶ月 | 50%削減 |
| 10日後フォロー | 全員 | 即日 | ルール化 |
| 改善提案制度 | 全員 | 毎月 | 問題点吸出 |
やった仕事の「フォロー」とは、やった成果が見えるようにすること。
「ルール化」→「ルーチン化」→「管理の仕組み」へ。
7. 須濱先生の教え
① 現象に惑わされずに本質を見よ!
経営者は哲学を持て。ある事象を見て原因を遡って追究する姿勢が重要。
② 会社に2Sの概念が根付かないと…
世間から2Sされる。経営資源をキッチリ2Sしないと淘汰される。
③ 何となく、漠然とで時間を潰すのはもったいない
「至急」っていつ?→○月○日、誰が・何を、具体的に明確化する。
④ 要求力が大事
目標が明確でないと、今日誰が何をやるかが分からない。相手のために、ちゃんと怒る。
8. 添削・コメント欄
© 須濱先生 経営コンサルティング